自宅の売却価格を確かめる査定の進め方
周辺相場を確認したら、不動産会社の査定を利用すると自宅の売却価格を具体的に考えやすくなります。査定には、物件情報や市場データをもとに概算する方法と、担当者が現地を確認する方法があり、目的に応じて使い分けます。
まず売却相場を知りたいなら簡易的な査定から
すみふの仲介ステップ(住友不動産ステップ)は、所有する不動産の無料査定を受け付けています。また「ステップAI査定」では、マンション・戸建て・土地を対象として売却査定を利用できます。売却をまだ決めていない段階でも、現在の価値を把握する方法の一つです。
こうした簡易的な査定は、自宅がおおよそどの価格帯で評価される可能性があるかを知るのに便利です。ただし、現地を見なければ確認できない建物の劣化、日当たり、接道、境界、周辺環境などがあるため、概算価格と実際の売却価格が一致するとは限りません。
具体的に売却するなら訪問査定で確認する
売却を具体的に検討する段階では、訪問査定によって土地と建物の状態を確認してもらいます。築25年の一戸建てでは、築年数だけでなく、内外装の状態や修繕履歴、土地形状、駅からの距離、周辺環境などを含めて査定価格が検討されます。
査定前には、登記事項や購入時の資料、建築図面、修繕・リフォーム履歴、住宅ローン残高など、手元にある情報を整理しておくとスムーズです。不具合がある場合も正確に伝え、その状態を踏まえた売却方法について相談しましょう。
査定額の高さだけで不動産会社を決めない
不動産会社によって、参考にする成約事例や物件の評価方法が異なり、査定額に差が出ることがあります。そのため「一番高い査定額だった」という理由だけで決めるのではなく、査定価格の根拠や想定する買主、販売方法、売却までの見通しまで確認することが大切です。
査定価格は、不動産会社が売却可能性を踏まえて示す価格の目安であり、売出し価格や最終的な成約価格とは別です。売却を急ぐのか、時間をかけて価格を重視するのかによっても方針は変わります。複数の判断材料を比べ、自分の希望に合う売却計画を考えましょう。
次ページでは、査定後に売却へ進む場合に確認したい仲介手数料、媒介契約、リフォームやインスペクションなどを整理します。


