すみふの仲介ステップで考える築25年一戸建ての価値と売却査定

築25年の売却価格を左右する査定ポイント

築25年の一戸建てに全国共通の売却相場はありません。同じ築年数でも、地域、土地面積、建物面積、住宅の状態などで成約価格は変わります。まず市場データを大きな目安として捉え、その後に自宅と条件の近い事例へ絞り込むと考えやすくなります。

築25年前後の中古戸建ても市場で取引されている

公益財団法人東日本不動産流通機構の「月例速報 Market Watch 2026年6月度」では、首都圏で成約した中古戸建住宅2,019件の平均築年数は25.24年、平均成約価格は4,006万円でした。

出典:公益財団法人東日本不動産流通機構「月例速報 Market Watch サマリーレポート 2026年6月度」

この数字は首都圏全体の平均であり、「築25年なら4,006万円で売れる」という意味ではありません。東京都と周辺県でも成約価格には差があり、土地・建物の広さや立地条件も物件ごとに異なります。築25年前後の中古戸建てが実際に売買されていることを確認するための参考値として見るのが適切です。

立地と土地条件は売却価格への影響が大きい

査定では最寄り駅、交通利便性、周辺施設、住宅需要などに加え、土地の面積や形状、道路との接し方、高低差などを確認します。建物が同じ築年数でも土地条件が異なれば、不動産査定の結果にも差が生まれます。

国土交通省の不動産情報ライブラリでは、不動産の取引価格や成約価格などを確認できます。地域を絞り、土地面積、建物面積、築年数などが自宅に近い事例を確認すると、周辺の売却相場を把握する材料になります。

建物の状態と修繕履歴も査定材料になる

築25年になると、屋根・外壁・防水、水回り、給湯設備などの更新状況に住宅ごとの差が出やすくなります。雨漏りや腐食などの不具合の有無、メンテナンスの履歴、増改築の状況なども、訪問査定で確認されるポイントです。

購入時の図面、点検記録、リフォームの契約書や保証書などが残っていれば、査定時に整理して提示すると建物の履歴を説明しやすくなります。売却価格を知りたい場合は、公開されている相場だけでなく、自宅固有の条件まで見てもらうことが重要です。

次ページでは、すみふの仲介ステップの無料査定も含め、家の査定を依頼するときの方法や確認したいポイントを解説します。