未経験からIT転職を目指す人のプログラミングスクール比較と選び方

プログラミングスクールが向く人・向かない人と注意点

未経験からITエンジニアを目指す場合でも、全員にプログラミングスクールが必要なわけではありません。受講料を払って得たいものが、学習支援なのか転職支援なのかを整理してから判断することが大切です。

学習計画を一人で立てにくい人は利用価値を感じやすい

何をどの順番で学ぶか分からない、エラーで長時間止まりやすい、仕事と両立するため進捗管理を手伝ってほしいという場合は、カリキュラムやメンターが用意された環境が役立つ可能性があります。

特に転職が目的なら、ポートフォリオ制作から履歴書・職務経歴書、面接、求人選びまで相談できるサービスは、技術学習だけでは補えない部分を支援してくれます。

自分で学習と転職活動を進められるなら独学も選択肢

一方、教材を自分で選び、分からない点を調査しながらアプリを完成させ、転職サイトや転職エージェントを利用して応募活動まで進められるのであれば、必ずしもスクールへ通う必要はありません。

スクール料金には教材そのものだけでなく、講師への質問、コードレビュー、進捗管理、キャリア支援などの費用も含まれます。自分が必要としないサービスが多い場合は、独学のほうが費用を抑えられることがあります。

「受講すれば転職できる」と考えない

転職支援があるスクールでも、受講そのものが就職や年収アップを保証するわけではありません。カリキュラムの課題をこなし、制作物を完成させ、企業研究や応募、面接対策まで進める必要があります。

また、転職保証を掲げるサービスでは、年齢や転職活動への参加など適用条件が定められている場合があります。返金制度を重視するなら、契約前に条件を確認しておく必要があります。

料金は「定価」だけでなく最終的な自己負担で比較する

プログラミングスクールでは、教育訓練給付金やリスキリング関連制度の対象となる講座もあります。ただし対象者、支給時期、修了条件、転職後の条件などが制度ごとに異なり、表示されている最大還元額が全員に適用されるわけではありません。

未経験からIT転職を考える場合は、まず希望する職種を決め、独学で進められる範囲を確認したうえで、スクールの受講料、学習期間、質問環境、ポートフォリオ支援、求人紹介、年齢・地域などの条件を比較すると判断しやすくなります。数十万円の料金差だけを見るのではなく、「転職までに必要な支援のうち何が含まれているか」を基準に検討することがポイントです。

<参考サイト> POTEPAN CAMP / CodeCamp / RUNTEQ / テラキャン プログラミング / 厚生労働省「教育訓練給付金」