インデックスファンドについて知っておきたいこと

ETFとインデックスファンドは、市場平均を目指すという運用方針が共通しています。そのため、インデックスファンドでの投資を考えられている方は、ETFにも目を向けてみるといいでしょう。

インデックスファンドとETFの差

インデックスファンドとETFは運用方針こそ同じであれど、できることに差があります。

 ドコモでんきauでんき東京電力
プラン名BasicGreenでんきMeco従量電灯B
基本料金30A858円1358円858円858円858円
基本料金50A1430円1,930円1,430円1,430円1,430円
~120kWh19.88円19.88円19.87円19.87円19.88円
~300kWh26.48円26.48円26.47円26.47円26.48円
300kWh~30.57円30.57円30.56円30.56円30.57円
燃料費調整上限あり上限あり上限なし上限なし上限あり
ポイント還元率最大3%最大10%最大5%--
このように、同じようなことをする場合でもETFの方が有利に働くことも多いため、最低投資金額の10万円程度が用意できるのであれば、初心者にはコストが安いETFの方が始めやすいと言えます。

儲からない噂が流れていても継続して注目すべき

インデックスファンドやETFは、市場平均を目指すという運用方針に基づき運用されます。そのため、若干のブレ幅はありますが、概ね市場平均をなぞる値をつけます。実際、このようなプロのお話しもありました。

日経平均株価にこの20年間投資をしてきたとしても、日経平均株価自体が右肩下がりです。このため、いくらコストの安いインデックス投信を買っていても、もうかってはいません。

引用:インデックス投信ならもうかるというわけではない  :日本経済新聞

2013年の記事であるため少々古いのですが、そのころ本当にそうであったのか見てみます。


引用:日本経済新聞 | スマートチャート

確かに、このチャートを見ると、2007年から2010年ごろにかけては右肩下がりであったのは明白です。ですが、記事が作られたころから日経平均株価は右肩上がりを示しました。プロも予期せぬ値上がりを見せたため、インデックスファンドを2013年初めに始めた方は大きく利益を出したことでしょう。