必要な老後資産と考え方は千差万別

「老後資金には2000万円必要」ということが話題になりましたが、実際のところいくら必要になるのかは、人によって異なります。しかし、一般的には定年後に預貯金や年金で生活する人が多いため、老後資金については若いうちから考えておかねばなりません。最低限食べていけるだけでなく、趣味や冠婚葬祭にかかる費用も合わせると、公的年金だけで生活するのは苦しくなりそうです。
そのためにはやはり資産形成が必要になります。その方法は、ゆとりのある老後のために現在の楽しみを我慢して節約生活を送るのか、今をそれなりに楽しみながら少しずつ余剰資金を投資していくのか、これもまた人それぞれです。

老後のための節約術

好きなことを我慢して切り詰めた生活をするのではなく、無理なく節約するには、固定費の見直しをお勧めします。

保険を見直す

生命保険や医療保険に無駄なお金を払っている場合が多いです。夫婦二人だけであれば、大きな補償は必要ありません。場合によっては毎月2万~4万円の節約になります。

通信費を見直す

スマートフォンを大手キャリア系から格安スマホに乗り換えると、毎月1万円ほどの節約になります。また、インターネットもプロバイダを替えることで数千円の節約に。

マイカー代を見直す

当たり前のように使っている車も、本当に必要かどうか見直してみましょう。時々しか使っていないという場合には、必要なときだけカーシェアリングやレンタカーを利用して、思い切ってマイカーを手放すということも考えてみてください。毎月4万~8万円の節約になります。