看護師の転職で今より条件のよい職場を探す方法と求人比較のポイント

給与・休日・勤務時間など求人条件の比べ方

看護師が転職先を比較するときは、「月給が高い」「年間休日が多い」といった一つの数字だけで判断しないことが重要です。実際に働いた場合の収入と勤務負担をセットで確認すると、自分にとって条件がよい職場なのか判断しやすくなります。

月給ではなく給与の内訳まで見る

求人票の給与を見るときは、基本給と各種手当を分けて確認します。看護師の場合は、夜勤手当や資格手当、住宅手当などを含んだ給与例が掲載されていることがあります。

たとえば月給が高く見えても、一定回数の夜勤を前提としている可能性があります。夜勤を減らしたい人であれば、提示されている月給だけでなく、基本給や夜勤手当の金額、想定されている夜勤回数まで確認する必要があります。

賞与についても、求人票に記載された過去の支給実績と、転職後に実際に受け取る金額が同じとは限りません。今の職場と収入を比較するなら、月給だけではなく基本給、手当、賞与を含めた年間の収入を確認しましょう。

年間休日だけでは働きやすさは決まらない

休日数も重要ですが、「いつ休めるのか」まで見る必要があります。年間休日が多くてもシフト勤務で土日や祝日の出勤が多い職場もあります。

反対に、年間休日の数字だけでは目立たなくても、固定曜日に休める、日勤のみで生活リズムを整えやすいなど、自分の希望に合う職場もあります。子育てや介護との両立を考えている場合は、休日数だけでなく勤務曜日やシフトの組み方も確認したいポイントです。

夜勤・残業・オンコールを含めて比較する

病棟、外来、クリニック、訪問看護、介護施設では、看護師に求められる働き方が異なります。夜勤回数、残業、オンコール、休日出勤なども確認しましょう。

比較する条件確認しておきたい内容
給与基本給・賞与・夜勤手当・その他の手当
勤務時間日勤・夜勤・交替制・時短勤務など
休日年間休日・固定休・シフト・有給休暇
勤務負担残業・夜勤回数・オンコール・休日出勤
勤務地通勤時間・交通手段・異動の可能性
仕事内容配属先・業務内容・受け持つ患者や利用者

厚生労働省の賃金構造基本統計調査では職種や年齢などに応じた賃金の実態を確認できますが、個別の求人条件は勤務先や地域、経験などによって異なります。平均だけで判断するのではなく、実際に応募できる求人と現在の条件を比較することが重要です。

次のページでは、「40代でも転職先を選べるのか」といった疑問を含め、これまでの経験によって候補となる職場をどう考えるかを整理します。