ネットショップ開業に必要な手続き

販売する商品とお店のコンセプトを決める

ネットショップで開業するなら、まず販売する商品を考えましょう。基本的に商品は「仕入れて売る」か「作って売る」の二択になります。「コンセプトを決める」とは、どういうお店にしたいのか具体的にイメージすることです。コンセプトがしっかり定まっていると、次の行動が取りやすくなります。

法的な制限がないかの確認

販売したい商品に法的な制限がないか確認しましょう。法的な制限がある商品とは例えば酒類や食品、医療機器のように、免許や許可証がないと販売できない商品のことです。また偽ブランド品やアダルトビデオといった、ネットショップの規約で販売が禁止されている商品もあります。

商品を準備する

「仕入れる」または「自分で作る」方法で、販売する商品を準備します。「仕入れる」方法としては展示会に出向いて仕入れる、卸し会社からネットで仕入れるなどがあります。「自分で作る」方法としては、すでにノウハウのあるメーカーや工場に依頼して企画から製造まで委託する「OEM」のが一般的です。

ネットショップを開業する

ネットショップには主に「ASP型」と「モール型」がありますが、開業しやすいのはASP型ネットショップです。ASP型とは「STORES」「BASE」「Shopify」のように、自分で集客するタイプのネットショップを指します。モール型に比べて、低資金でも開業しやすいのがメリットです。SNSをうまく活用すれば、広告費をかけなくても集客ができます。

モール型とは「Amazon」「楽天」「Yahoo!ショッピング」のように、多くのショップが集まっているネットショップです。もともとネットショップに集客があるので販売も楽そうに感じますが、競合が多いのがデメリットとなります。