インボイス制度への対応自体は、難しいことではありません。しかし、事業規模や、現行でどのような会計方法、請求書発行、管理を行なっているかによっては、煩わしいこともあるかもしれません。しかし事業内の業務を外部システムへ移行することにより、手軽に対応する事が出来ます。

クラウド会計サービスを利用する

クラウド会計サービスを利用すれば、インボイス制度導入へ向けての準備、導入後の運用まで極限まで手間を省く事が出来ます。例としてマネーフォワードを利用した場合どのようなサービスが受けられるかご紹介します。

適格請求書発行事業者登録申請書を作成

インボイス制度施行への事前準備として必要になる、適格請求書発行事業者登録と事業者番号の取得。この申請書類を簡単に作成できるサービスを提供しています。

適格請求書(インボイス)フォーマットへの対応

適格請求書には、これまでの請求書と異なり、上記事業者登録番号や、各税率に対応する商品の内訳の明示、税率毎に区分した税額の記載などが新たに必要になります。現在の請求書フォーマットを改変する必要がありますが、こちらは制度導入後、クラウドサービス上で対応する適格請求書フォーマットにて発行出来るよう予定しています。

請求書発行、保管を電子化

インボイス制度が導入されると、適格請求書は発行側受領側それぞれにおいて7年間保管される必要があります。保管方法は必ずしも電子保管である必要はありませんが、7年間の事業者間取引の全てを紙で管理するとなると膨大な量になることもあるのではないでしょうか。マネーフォワードから発行した適格請求書は、全てデータとしてクラウド上に電子保管してもらえます。

インボイス制度は導入までの準備だけではなく、導入後の運用でも業務内容へ影響を与えます。こうした変化への対応を自動的に行ってくれるのはマネーフォワードなどクラウド会計サービスの利点です。