生命保険に月2万円は高い?平均保険料と見直し方を比較

見直しで注意したい解約・乗り換えの落とし穴

生命保険を見直すと毎月の保険料を調整できる場合がありますが、現在の契約をすぐに解約するのは注意が必要です。新しい保険へ加入できることを確認する前に古い契約をなくすと、必要な保障を確保できない期間が生じる可能性があります。

新しい保険の成立前に解約しない

生命保険では、申込みをすれば必ず希望どおり契約できるとは限りません。商品によっては健康状態や職業などについて告知が必要で、その内容によって契約条件が変わったり、加入できなかったりする場合があります。

乗り換えを検討する場合は、新しい契約の保障開始時期を確認してから現在の契約をどうするか判断することが重要です。

年齢が上がると保険料が変わる場合がある

同じような保障内容でも、一般に契約年齢などによって保険料は異なります。若い頃に加入した保険を解約し、現在の年齢で新しい商品へ入り直した結果、想定ほど保険料が下がらないこともあります。

現在の契約が更新型の場合は将来の更新時に保険料がどうなるのか、新しい契約なら何歳まで現在の保険料を支払うのかなど、将来の負担まで比べる必要があります。

貯蓄性のある保険は解約返戻金を確認する

終身保険などの商品では、契約内容や解約時期によって解約返戻金がある場合があります。途中で解約すると、払い込んだ保険料の総額を下回ることもあるため、月々の保険料だけで乗り換えを判断しないようにしましょう。

解約を検討する場合は、現在の解約返戻金、今後支払う保険料、保障を継続した場合の内容などを保険会社に確認して比較することが大切です。

平均より高いことより「今の自分に合っているか」を見る

2024年度の調査では、年間払込保険料の平均は2人以上世帯で35.3万円、単身世帯で14.4万円でした。そのため、月2万円という金額だけを見れば、単身世帯と家族世帯でも位置付けは変わります。

さらに、死亡保障の大きさ、医療・がん保障、個人年金や貯蓄性商品の有無などによって必要な保険料は異なります。他人の平均額はあくまで目安として使い、「現在必要な保障に対していくら払っているのか」という視点で確認することが重要です。

自分で判断しにくければ、現在加入している生命保険会社に契約内容を確認したうえで、ほけんの窓口、保険見直し本舗、保険クリニック、マネードクターなど複数社を扱う相談サービスを利用して比較する方法もあります。保険料だけでなく保障内容、期間、払込条件、解約時の条件まで確認すると、自分の生活に合った契約か判断しやすくなります。

<参考サイト> 公益財団法人 生命保険文化センター / 金融庁 / ほけんの窓口 / 保険見直し本舗 / 保険クリニック / マネードクター