貯金が2000万円あると聞くと、老後は安心だと感じるかもしれません。

しかし実際の老後生活では、毎月の生活費だけでなく、医療費、介護費、住宅の修繕費、家族の支援など、予想外の支出が重なることがあります。貯金額だけを見て安心していると、気づいたときには資産の減り方が想定より早くなっていることもあります。

そこで見直したいのが、家の中に眠っている不用品や貴金属、ブランド品、時計、着物、骨董品などです。使っていない物の中には、捨てればただの処分品でも、買取に出すことで家計を支える資産になるものがあります。

貯金があっても老後資金は減っていく

老後の家計で怖いのは、収入が限られる一方で、支出の内容が変わりやすいことです。現役時代のように収入を大きく増やしにくく、年金や貯金を取り崩しながら生活する人も少なくありません。

食費や光熱費、通信費は毎月発生します。さらに、持ち家であれば給湯器の交換、屋根や外壁の修繕、家電の買い替えなどもあります。病気やけがで通院が増えれば医療費がかかり、介護が必要になれば介護サービスや施設費用も意識しなければなりません。

貯金2000万円という数字は大きく見えますが、毎月10万円ずつ取り崩せば、単純計算で約16年半です。もちろん実際には運用や年金収入もありますが、大きな支出が重なると減るスピードは早まります。