還元率を知ってお得にポイントをゲット

クレジットカードや電子マネーのポイント還元


電子マネーやクレジットカードで買い物すると、利用金額に応じて独自のポイントが付与されます。このポイントは後日買い物した際にお金の代わりに支払いに充てられたり、飛行機のマイルに変更する、商品と交換するなど、利用しているサービスによっていろいろな用途に使うことが可能です。ほとんどのクレジットカードや電子マネーがポイント還元の制度を採用しているので、還元率0%の現金で買い物するよりお得になるのです。今回はこの「還元率」についての詳しい解説と、マイナポイントを受け取る際に高還元率な電子マネーを3つご紹介します。
電子マネーを選ぶときは「還元率」が重要
「還元率」とは、買い物の金額に対して何%のポイントが付与されるかといものです。10,000円の買い物をしたとき1%の還元率なら100ポイント、2%の還元率なら200ポイントが付与され、貯まったポイントは次回以降の買い物の支払いに利用可能です。利用金額が10万円、100万円高額になると、還元率が1%違うだけで戻ってくる金額にも大きな差が出てきます。
1%が高還元率の目安
これからマイナポイントの受け取りに向けて、新しく電子マネーやクレジットカードを選ぼうとしている人は、ポイント付与時期やポイント有効期限の有無と併せて還元率もチェックしてください。還元率は、通常は1%以上だと高還元率と言われることが多く0.5%以下だと低還元率と言われています。これが電子マネーやクレジットカードを選ぶ上でおおまかな判断基準になります。
しかし還元率が0.5%の電子マネーでも、特約店では還元率が跳ね上がったり指定のクレジットカードからのチャージで還元率が上がることがあります。中には「特約店では3〜5%還元!」と大幅アップを謳っているところもあり、自分がよく利用するお店が特約店であれば1%還元の電子マネーを使い続けるより結果的にお得になるかもしれません。還元率を確認する際には「通常還元率」と「高還元になる特定の条件」の両方を見て選んでください。

マイナポイントの還元率は脅威の25%!

独自サービスで還元率30%の電子マネーも
通常のマイナポイントの還元率は25%です。マイナポイントを受け取る電子マネーに、20,000円チャージするか使用すると5,000円分のポイントがもらえるということです。銀行に20,000円預けてもほとんどと言っていいほど利子がつかないご時世で、これは脅威的な高還元率です。
さらに電子マネーサービスの中には独自の上乗せポイントを実施し、さらに高還元率になる事業者も存在するのです。例えばSuicaは独自サービスにより1,000円分のポイントを上乗せしてくれるので、20,000円のチャージで6,000円分ポイントがもらえます。その結果還元率が30%になり、他のサービスより10%も多くなるのです。
ポイントで支払ってもポイントゲット!?「隠れ高還元率」
このほかに「隠れ高還元率」の電子マネーも存在します。マイナポイントの申請で付与されるのは25%還元でも、ポイントでお買い物の支払いをするとまたポイントが付与されるというものです。PayPayや楽天カードなどがこれに該当します。
すぐに上乗せでもらえるポイントか、利用時に還元してもらえるポイントか。どちらもお得なことには変わりありませんのでご自分の使いやすいサービスを選んでみてください。