マイナンバーカードが義務化されます

マイナンバーカードはいつ義務化される?

紙の健康保険証を2024年秋に原則廃止し、マイナンバーカードに一本化されます。この2024年秋が「実質的なマイナンバーカードの義務化」と呼ばれているタイミングです。

法令等で義務化はされませんが「2023年3月までに全国民がマイナンバーカードを取得する」を政府目標に掲げています。

紙の健康保険証はどうなる?

紙の健康保険証は、2024年秋以降の新規発行はできません。それまでに発行されている紙の保険証については、有効期限まで今まで通り使えます。

ただ転職や引越しによって記載される内容に変更があった場合は、マイナンバーカード上での再発行だけです。紙の保険証の再発行はありません。

マイナンバーカードを発行しないデメリットはある?

マイナポイントがもらえない

マイナンバーカードを発行しないと、マイナポイントがもらえないデメリットがあります。マイナポイントとは、マイナンバーカードを作成して条件を満たした場合にもらえるポイントです。ポイントをもらうためには「2022年末まで」にカードを申請し「2023年2月末まで」にポイント申し込みをする必要があります。

医療費の負担が増える

マイナンバーカードを保険証として利用すると、いま現在の仕組みのままでは「自己負担額が増える」デメリットがあります。わざわざ手続きをして紐づけたのにも関わらず自己負担額が増えることに批判が高まり「マイナ保険証」利用者の医療費引き下げを検討中です。