明治安田の長期運用年金の仕組みと契約条件
明治安田の長期運用年金は、円貨建てで保険料を積み立て、将来は10年間の確定年金として受け取る個人年金保険です。月額保険料だけでなく、予定利率、年金開始年齢、払込期間を組み合わせて契約内容を考えます。
正式には「5年ごと配当付利率変動型個人年金保険」
正式名称は「5年ごと配当付利率変動型個人年金保険」です。保険料払込期間中の死亡保障を抑え、その分、年金として受け取る金額を大きくすることを意図した生存保障重視型の商品です。年金支払期間は10年で、毎年の年金額は年金開始時の年金原資額と、その時点の予定利率などをもとに決まります。
年金開始前に被保険者が死亡した場合には死亡給付金があります。一方、医療保険のように病気や入院へ備えることが主目的の商品ではありません。老後や将来の生活資金を計画的に準備するための個人年金保険として位置付けると理解しやすいでしょう。
予定利率は将来の給付額を計算する基準
予定利率は、日本国債の流通利回りなどを踏まえて明治安田生命が設定します。払込期間に応じて予定利率を見直す機会があり、更新後の利率がそれまでより高ければ、維持された場合より年金額が増える仕組みです。反対に利率が低くなれば、維持された場合より年金額が少なくなることがあります。
2026年6月時点では最低保証予定利率が0.50%と案内されています。ただし、これは銀行預金の金利と同じ意味ではなく、払い込んだ保険料全額がその利率で複利運用されるわけでもありません。実際の受取額は契約時の見積書で確認することが大切です。
18歳から65歳まで、保険料は月1万円から
契約年齢は18歳から65歳、年金開始年齢は33歳から80歳、保険料払込期間は15年から62年です。契約年齢と払込期間を合計した年齢が年金開始年齢になるように設定します。月掛保険料は最低1万円で、1,000円単位。払込方法は口座振替扱いです。
契約者・被保険者・年金受取人は同一人とする取扱いで、申込み時に医師の診査や健康状態の告知は不要です。また、所定の条件を満たして個人年金保険料税制適格特約を付加すると、保険料が個人年金保険料控除の対象になります。
次ページでは、月1万円を続けたときの払込保険料累計額と、受取額を考えるときのポイントを具体的に確認します。





