髭をきちんと剃っているのに、肌が青く、黒っぽく見えてしまうのが青髭です。青髭に悩んでいる方のために、そもそもなぜ青髭になってしまうのか、そして自分で簡単に出来る対策について紹介します。

青髭の原因は肌の中から透けて見える髭

髭は太く、肌の奥深くから生えているため、いくら髭を深剃りしても肌の中に髭が残ってしまいます。そして顔の皮膚は薄いので、髭が濃い人の場合、肌の表面から毛穴の中の髭が透けて見えることによって青髭になるのです。青髭を改善するためには、髭の永久脱毛を行って髭そのものを無くしてしまうのが一番確実ですが、脱毛クリニックに通うにはそれなりにお金もかかるので、まずは自分でできる対策を試してみましょう。

自分で出来る対策

抑毛ローションで髭を薄くする

市販の抑毛ローションは、植物エキスなどの作用で毛を細くしたり、生えにくくしたりする効果をうたっています。髭を細く、本数を少なくすれば、青髭は目立たなくなりますので、髭用の抑毛ローションを使うと青髭の改善につながります。ただし効果には個人差がありまし、すぐに効果が現れるものではないため、自分に合う抑毛ローションが見つかるかどうかが問題となります。

脱毛クリームで髭を処理する

市販の脱毛クリームは、基本的に顔には使えないことになっている製品がほとんどです。しかしデリケートゾーンに使えるタイプの脱毛クリームの中には、髭に使用しても肌荒れがおきにくい製品もあります。ただしどんな脱毛クリームでも肌荒れを引き起こすリスクはありますし、脱毛効果は製品によってまちまちです。

日焼けやタンニングローションで肌を黒くする

白い肌ほど青髭が目立ちますので、日焼けして肌を黒くすれば青髭を目立たなくすることができます。日焼けは肌へのダメージがあるので、タンニングローションを使うという手もあります。ただしタンニングローションは色落ちしてしまうので、数日おきに塗りなおさなければならないのが難点です。

髭用コンシーラーで青髭を隠す

青髭を隠すためのメンズ用コンシーラーという種類の化粧品があります。ファンデーションに近いものですが、カバー力が高いので青髭を隠すのに向いています。ただし自分の肌の色に合っているものを使わないと不自然な見た目になってしまいますので注意しましょう。またコンシーラーを塗った後は寝る前に洗い流さないと、吹き出物などの肌トラブルの原因となります。