外壁塗装の一括査定で相場を確認!補修費用と適正価格の見極め方

外壁塗装の見積もりは何で決まる?費用の内訳

外壁塗装の費用は、単純に「坪数×塗装単価」で決まるものではありません。実際の見積もりには、塗装する面積だけでなく、足場、養生、高圧洗浄、下地補修、塗料、付帯部、諸経費などが含まれます。

公的な見積事例では約85万〜116万円のモデルもある

住まいるダイヤルが公開する戸建ての見積事例では、建築面積61.9㎡、外壁面積125㎡のモデル住宅で、外壁の塗り替え総額が約85万〜116万円とされています。外部足場、シート養生、高圧洗浄、外壁塗装、軒天・破風板の塗装、諸経費を含む例です。

ただし、この金額には処分費やひび割れ補修費が含まれていません。また、住宅の規模、劣化状態、敷地条件、使用する材料などで費用は変わるため、「戸建てならこの金額」と一律に考えることはできません。

塗装費以外に足場と下地補修も確認する

同じ公的なモデルでは、足場とシート養生だけで約32万〜42万円が計上されています。外壁は高所作業になることが多く、安全に施工するための足場は見積額に占める割合が小さくありません。屋根塗装を同時に行う場合は、足場を共用できるかも確認材料になります。

さらに、ひび割れ、塗膜の剥がれ、シーリングの劣化、下地の傷みがあると補修工程が増えます。塗装前の処理が不足すると仕上がりや耐久性にも影響するため、塗料の価格だけで比較しないことが大切です。

「外壁補修」と「外壁塗装」は工事範囲が違う

小さなひび割れやシーリングの劣化だけなら部分補修で対応できることがあります。一方、チョーキング、広範囲の色あせ、塗膜の剥がれなどが進んでいる場合は、全面的な塗り替えを提案されることがあります。

見積もりを取る際は、「なぜこの工事範囲なのか」を説明してもらい、補修だけでよいのか、全面塗装が必要なのかを確認しましょう。工事範囲が違えば、総額だけを並べても適正価格は判断できません。

次ページでは、複数社の見積額が違う理由と、条件をそろえて適正価格を比較するポイントを解説します。