カーリースって何?

1990年代から個人向けリースも台頭してきたカーリース。若者の車離れが叫ばれる中、購入時の大きな出費がいらないカーリースとはどんなものかまとめました。

カーリースとは?

カーリースとは企業や個人に車を貸し出すサービスです。同じようなサービスとしてレンタカーがありますが、こちらは不特定多数の人に短期で車を貸し出すもの。カーリースは数年単位で長期的に特定の人に車を貸し出すサービスで、ナンバーも「わ」や「れ」ではなく一般のナンバーになります。
特に個人向けカーリースにはメンテナンスや税金の支払いなどがリース料に含まれるものも多く、新しい車の所有方法として近年注目されています。

カーリースの仕組み

カーリースを利用する際の大まかな流れは、まず使用者が好きな車を選びリース会社で新車を購入します。リース期間を決定し、新車の購入費とリース契約期間の整備点検費、税金、自賠責保険等、リース手数料を全て足します。そしてリース契約満了時に予想される下取り価格を差し引いて残った分を分割して支払います。
契約期間終了後は、車はリース会社へ返却するので自己の財産とはなりません。まさに「乗った年数だけ」支払うのがカーリースなのです。

カーリースの主な流れ

1.乗りたい車を決める
カーリースはレンタカーと違い好きな車種を選ぶことができます。場合によっては希望ナンバーも可能です。
2.見積もりを出す
リース期間やオプションの保険など希望の条件で見積もりを出します。月々の支払額を算出します。
3.審査
見積内容を確認し、所定の審査を行います。審査を通らないとリース契約はできません。
4.手続き
車庫証明などの必要書類が送付され、必要事項を記入して自動車販売会社に返送します。
5.納車
契約者の自宅まで納車されます。
契約満了時には新たな車でリース契約することや、残金を支払い自分所有者にする、または同じ車のリース期間を延長することなどが可能です。また、駐車場は契約者が用意する必要があります。