ahamoのデメリットと注意点

ここまではahamoのメリットを解説してきましたが、デメリットと注意点もあります。

  • オンラインでしか申し込みできない
  • 通信量が余っても翌月に持ち越せない
  • キャリアメールを無料で引継ぎできない

主なデメリットは上記の3つですが対処法もあります。1つずつ見ていきましょう。

1)オンラインでしか申し込みできない

ahamoにはオンラインでしか申し込みできません。ahamoとの契約には免許証やマイナンバーカード、通帳かクレジットカード、MNP番号の用意などが必要です。公式サイトでの申し込み手順は以下のとおりです。

  • 画面最上部の「申し込みの流れ」を選択
  • 「新規申込or他社からの乗り換え」か「ドコモからahamoにプラン変更」のどちらかを選ぶ
  • スマホの端末を購入するか選ぶ
  • 以前と同じ電話番号を利用するか選ぶ
  • eSIMで契約するかを選ぶ
  • dアカウントを持っているか応える

ネット上での手続きでわからないことがあれば、AIチャットか有人オペレータにも相談できます。オンラインでしか申し込みできないのはデメリットですが、お店まで時間をかけて行かずに手続きできるとも言えます。

2)通信量が余っても翌月に持ち越せない

ahamoは通信量が余っても翌月に持ち越せません。とはいえ、ahamoは基本プランで20GBの通信量を誇ります。通信量を消費する目安としては以下のようなものになります。

  • メールの送受信1通:0.5MB(2000通で1GB)
  • 地図アプリを10分使用:1MB(1,000回で1GB)
  • 普通画質の動画を1時間視聴:300~500MB(2~3時間で1GB)

普段の通信量の消費量を把握できれば、通信量に見合った料金プランを選べます。携帯会社を探す際は、現在使用している携帯会社のマイページで通信量を調べておきましょう。

3)キャリアメールを無料で引継ぎできない

ahamoは各携帯会社のキャリアメールを利用できません。各携帯会社のキャリアメール※引き継ぎサービスは以下のようになっています。

※2024年4月12日時点

ドコモ au SoftBank 楽天モバイル
月額料金(税込) 330円 330円 330円 330円

しかし現在は、OutlookやGmail、Yahoo!メールなどのサービスならば、無料でメールのやり取りができます。

キャリアメールの利用が多かった人も、ahamoへ乗り換える際に無料のメールサービスを始めれば、毎月330円(税込)の出費を抑えられます。